2013-01-01から1年間の記事一覧

リドリー・スコット『悪の法則』感想

サド侯爵のソドミーな文学について語られるとき、ラカンやドゥルーズ、あるいはアドルノ&ホルクハイマーにおよぶまで、いつも厳格な道徳法則を説いたカントが援用される。サド文学では、通常なら「悪」と判断される変態行為に関して、主人公にあたる人物が…

あーりん